笹の葉 さらさら~♪ のきばに揺れる
お星さま きらきら きん ぎん 砂子
五しきのたんざく わたしがかいた
お星さま きらきら 空から見てる
七夕は本来「七夕(しちせき)の節句」といって
端午の節句などと同じ、五節句のひとつです。
七夕に短冊に願い事を書きますが、なぜ笹の葉に吊るすのでしょう?
笹は日本で古来より神事に用いられてきました。
ずっと以前から、笹の持つ生命力や殺菌力が邪気を払うという事で
笹竹で身を清めたり、魔をはらう儀式をしたり、神に祈りを捧げていました。
葉がこすれ合う音が天界にいる神様や先祖に届きやすいという意味もあるそうです。
ですから、七夕の願い事も、神聖な笹竹に吊るすようになったと言われています。
歌の歌詞の意味は・・・
短冊を飾った笹の葉が、軒先でさらさらと揺れる様子を表しています。
ちなみに2番の歌詞の五色の短冊~の五色は
青(=木)赤(=火)黄(=土)白(=金)黒(=水)
の五色を表し、日本の歴史や文化に関わっていて、
様々な年中行事にも使われることが多い五色となっています。
今年の七夕は晴れて、願いが天に届きますように・・・